布でできたカトラリーケースの作る手順

作品
この記事は約6分で読めます。

布でできたカトラリーケース。お箸入れ。
好きな布小物の1つです。

子供が小さい時
お出かけする時、離乳食のスプーンやフォークを持ち運びできる
入れ物を作ったのがきっかけです。

幼稚園、保育園の
お弁当や給食の時、

ひとりでお支度ができるように
留めるところは面ファスナーを使っています。
力がなくてもひとりで開け閉めができます。

ひとりでできた!を大切にしています。
やったね!すごいよ!と褒めてあげたい!

私が制作の時に気を付けている作り方の手順です。

(加筆中のところがあります。)

表の布を切る

表の布を切る。

  • メインになるところ
  • 蓋になるところ
  • 開けたところの下の部分になるところ
  • 背面のところの布

切替の布を切る

ケースの上の部分、面ファスナーを縫い付けるところです

裏の布を切る

裏地、内布を切ります。

開けた時に
蓋の内側、入れるところの内側になる生地です。

接着芯を切る

少しでもお洗濯に強く、シワになりにくいように、形崩れしないように
接着芯を全体に貼っています。

裏布と同じ大きさで芯地をカットします。

面ファスナーマジックテープを切る

使うサイズに面ファスナーを切ります。

四方はミシンをかけるので
ふわふわのところ、チクチクのところの端は
ハサミでカットして縫いやすくしています。

表地の2枚を縫い合わせる

表になる布を2枚縫い合わせます。

縫い代をわり、開いてステッチをかける

ミシンで縫ったら縫い代をわります。

ヘラやコロコロしたタイプのものを使ったりします。

縫い代を割ったら
繋ぎ目の左右をミシンで縫います。
押さえステッチをしています。

接着芯を貼る

アイロンを使ってゆっくり少しづつ芯地を貼っています。

貼る時に生地と芯地の間にゴミが入っていないか確認しています。
糸が入っていると後から取り出すのが難しいため
コロコロ、粘着タイプのローラーを使ったりしています。

布の歪みを直してから
芯地を置いてアイロンをかけています。

実際に使うサイズに改めて切って整える

芯地を貼ったら生地が歪んでいないか確認します。

実際に使うサイズを改めて測ったり、型紙を使って線を引き
いらない部分をカットしています。

裁ち鋏を使ったり、カッター代を敷いてロータリーカッターで切ったりしています。

同じサイズにするために

同じ型紙、同じ手順で作っていても
蓋の長さが数ミリ違う。
ここの幅が左右で長さが違う。
ということが出てきました。

初めは端から1cmのところを縫う。

この手順でミシンを縫っていました。
作るものが小さければ小さいほど
ズレや長さの違いが気になる。気づきます。

続き,,

蓋の形をかく

蓋の形を書くために作った型紙を置いて
縫う線を書きます。

生地にも型紙にも中央の印をつけて
その印を合わせて線を書きます。

蓋の形が書けたら
面ファスナーをつける印を書きます。

面ファスナーをとめる所に印をつける

蓋の中央になるところを測って印をつけます。

面ファスナーを縫い付ける

面ファスナーをつけます。

表布、入れるところの前面にチクチク。
裏布の蓋の部分にふわふわをつけています。

表布の横幅の中央を取り
面ファスナーをつける印をつけます。

面ファスナーがずれないように
マスキングテープで止めたり

丸めて面ファスナーの裏につけ
最初の一辺が曲がらないように、
中央の線からずれないように縫います。

最初の一辺が縫えたら外し
面ファスナーの中に置き忘れないようにします。

中央に縫えているか、曲がっていないか確認する

面ファスナーの縫い目を表に出さないように作っているので
出来上がってから直そうとすると
その工程まで糸を取って開かなくては直せなくなります。
大変なので縫ったら曲がっていないか確認。

曲がっている、直したいと思ったら
糸を外して修正しています。

印同士は合っているか

取り付けたい位置にまっすぐについているか。

切替えの部分に縫い線を描く 縫う前の準備

表布を裏にして芯地が見えている面を表にします。

切替の部分、ミシンをかける場所に線を引きます。

繋ぎ目から◯cmと定規を当ててまっすぐ線を書いています。

この部分を返し口にしているので
返し口として開ける部分に印をつけたりします。

出来上がりの大きさになっているか横幅縦幅を測る。

出来上がりの長さになっているか定規で確認。

長かったり短かったりしてないかを見ています

ものを入れるところ、マチ、蓋が始まるところを測って印をつける

縫う前に
物を入れる深さ
マチの長さ
蓋の長さを
測って布に印をつけます。

この印を使って布を合わせていきます。

表地と裏地を縫い合わせる

表地の切り替えの端と
裏布の面ファスナーをつけていない方と
合わせてミシンで縫います。

返口を作る 返口の長さに印をつける

途中、縫わない場所を作って
裏から表に布を返す返し口を作ります。

縫ったところを表に返し折る

縫い合わせたところを折り
表に返します。

まち針で留めるか
仮縫いをしてずれないようにします。

(加筆中,お待ちください)

表布と裏布を合わせる

ものを入れるところの入り口。
面ファスナーが付いている部分と
蓋が始まる印をつけたところを合わせます。

(加筆中,お待ちください)

マチを折る

マチをW文字の形になるように折って
マチを作ります。

出来上がり線で縫う

出来上がり線にそって
ミシンをかけます

余分な生地をカットする

縫い代が多く残ってしまうので

いらない縫い代をカットしてすっきりさせる。

縫い代にハサミを入れて折りやすくする

縫い代に切り込みを入れて
蓋の形が綺麗に出るように
折りやすくなるようにする

ジグザグミシンをかける

ほつれないように。
蓋の開け閉めやマチの部分に
ジグザグミシンをかける

掃除をする

表に返す前に
糸くずやゴミを確認して取り除く。

ここで掃除しないと
後から取り出す時に
もう一度糸を切って開けてひっくり返してと大変。

返し口からひっくり返す

一部開けている返し口から
生地を裏から表地になるように
ひっくり返す。

返し口の負荷がかかるところを指で押さえて守る

ひっくり返す時に
返す部分の端に負荷がかかりやすいので
指でキュッと抑え広がりすぎないように守る。

アイロンをかけて形を整える。

生地に合わせた温度でアイロンをかけて形を整える。

ナイロン生地などは高温に弱いため
低温、あて布などをしています。

面ファスナーにはアイロンをかけない。避けてかける。
温度によって溶けてしまい
チクチクふわふわが機能しなくなりくっつかなくなるためです。

蓋に仕上げのステッチをかける

蓋の角を目打ちで綺麗に出す。

形を作ったら仕上げの抑えステッチを生地の端にかける。

縫い始め、縫い終わりの様子です

返口を閉じる

返し口をまっすぐ直線になるように
まち針で留める。

形を整えたらミシンをかけて返し口を閉じる

完成

布つっているところはないか
曲がったり歪んでいるところ、
気になるところ
傷、汚れはないか確認する。

出来上がり。お疲れ様でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました