マチつきポケットティッシュケースを作る手順

布で紐づくり
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ポケットティッシュ。
学校にも持たせるし、自分もカバンに入れて持ち運び。
よく使うアイテムです。

カバンに入れておくと袋が破れてしまったり
学校から帰ってきて使い途中でくしゃくしゃになって最後まで使いにくかったり

カバーをして最後まできれいに使えるように
布を使ってミシンでポケットティッシュのカバーを作りました。

初めはマチのないペタンとした形のもの

端の部分ティッシュが入っていないところをマチにしたら
ぴったしなケースが作れるのではと思い作りました。

またティッシュが鞄の中で見つけられなかったり
さっと使いたい時に使えなかったりしたことがあり
小さな紐のループをつけています。

ここでは作る工程、手順を書いています。

途中生地のデザインが異なる生地を説明画像として使っています。

3枚の布を準備する

表側の生地、下の部分の生地

内側の布をカットする。

カットしたら
表側の生地2枚を縫い合わせる。
ミシンで抑えステッチをかけます。

印をつけていく

作る寸法を生地に印をつけます。

マチの部分、ティッシュを出す部分、重ねる部分、裏側

縫い代1cmになるように余分な生地の部分は
きれいな四角になるようにカットします。

表側の生地と内布を合わせて縫います。

表側の生地と内布を
中表、柄が見える方の生地同士を合わせます。

両端をミシンで縫います。

片方は返し口を作ります。最後にこの返し口から表にひっくり返します。

ティッシュの入り口にステッチをかける

生地を表に返しアイロンで抑えます。

ティッシュの入り口にステッチをかけます。

私は生地に合わせた糸の色を変えています。

返口の方を少しだけ縫う

最後に返し口をミシンで縫う時、
生地がたくさん重なり
ミシンの抑えが上がり進みにくく、戻りにくくなるため
上下少しだけ先にミシンで縫っておきます。

この部分を作っておくと
最後に縫うのが難しい所がすでに縫ってあるので
ミシンが進みやすいところにステッチをかけることができます。

返し口を作った方 ミシンを上下端から縫い代プラス1cmくらい縫っておく

細い紐を作る

布を切る

5mm幅の細い紐を6cmの長さで使いたいので
布を2cm×7cmちょいくらいでカットします。

アイロンで折り目をつける

アイロンで半分に折り
できた折れ線に向かって両端を折ります。
アイロンで折れ線をつけます。

開いたところです

5mm幅に折ります。

ミシンをかけて紐を作る

開いた所を合わせてミシンで縫います。

細いため端っこから縫うと
ミシンの穴に落っこちてしまうため
直線用の板を使うか
端からではなく1cmくらいずらして針を落とします。

針が通ったら縫い始め
進みが悪い場合は目打ちで押したり

縫い始めの出ている糸を持って奥に少し引っ張って
生地が進むようにしています。

ティッシュを入れる所を重ねる。紐をつける。仮止め

ティッシュを入れる所を重ねて仮止めをします。

重ねるとき下側になる方に線を引きます。
端から1.5cmの線を書いています。

紐を縫い付ける

紐を2つに折り
間が開かないようにマステで仮止めをします。

1.5cm測った中央に印をつけ
中央に合わせて紐を仮止めします。

重ねて仮止めをする

布を正しく合わせるため上下に合印をつけます。

印をつけたら
生地が中表になるようにひっくり返します。
合印に合わせてずれないように仮止めをします。

表側と内布を折って重ねる

表側と内布の上下を縫う

ティッシュケースの上下の部分をミシンで縫います。

上側には紐をつけているので
取れないように何回か返しぬいをして丈夫にします。

失敗することも

表側は綺麗縫えた。

裏側を確認すると
生地が折れてそのままミシンで縫っていることがあります。

糸をリッパーで切って解いてやり直しをしています。

ならないために縫う前に裏側を一度確認したいと思います。

マチを作って縫う

表側の生地と内布を三角に折ります。

表側の生地と内布の生地を
一緒に合わせて重ねまち針で留めます。

生地が厚い。特に縫い代の部分は針が刺さりにくく
刺さってもずれができてしまうので
注意深く重ねています。

マチは1.5cmで作りたいので
印をつけてミシンで縫います。

ほつれないようにジグザグをかけたり
1mmずらしてもう一度縫ったりしています。

縫ったら余分な生地をハサミで切って落とします。

返口から表に返す

作った返口から表側にひっくり返します。

ひっくり返したところ
空いた部分をミシンで縫って完成です。

完成したところ

表側です。

反対側です。

内布側です。

こちらの側も表にして使うことができます。

紐はつけていないので
内布側には紐はありません。

マチのところの写真

表側

反対側

内布側のマチです。

紐をつけている理由

紐をつけている理由は
子供が小さい時ティッシュを使う時がとても多く
いつも鞄の中で迷子に。

鞄の中でわからなくならないように
リボンやカラビナをつけて
バッグにつけていました。

冬の風邪気味の時、寒いところから暖かい部屋に入った時

さっと取り出して使えるようにしました。

ティッシュの取り出し口のところ

表側の部分です。

取り出す時に内布の生地がちらりと見えます。

プレゼントに贈りましたーラッピング見本

グリーンの葉っぱに黄色の実がついた綿麻キャンバス
くすみ黄緑と生成りのストライプ。ツイル生地
内布は森の木々がたくさん集まったスケア生地。
細い紐ループは表地と同じ生地を使いました。
表地の切り替えをつなぐステッチは生成り。
ティッシュを出す部分のステッチは生地に合わせて淡いグリーンの糸を使っています。

贈り物として作りました。

完成したら薄紙(白のお花紙です)にハンコを押した紙を巻いて

透明な袋に入れて包みます。

ハンコ は油性のインクではじわっと滲み
水性は万が一水がついたと時インクが生地に染みないか
使っているインクは布用のバーサクラフトの白色。
乾かし当て紙をしてアイロンで数秒押しています。

今日渡すことができたようです。
たくさん活躍していただけますように。

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