作品ができるまで 手順 考えていること

作品
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ミシンと布を使って作品を作っています。

作品ができるまで私が行うことを書いていきます。

これが欲しいな。作ってあげたいな。このデザインが欲しい。

こういうものってなかなか売っていない。

オリジナルの物は作る過程は大変だけど

細かいところに自分の思いを入れて作っています。

これがあったらいいな。嬉しいな

これが欲しい。作ってみたい。使ってみたい。

思い浮かんだ時は忘れないようにすぐメモをしています。

型紙を作る

試作をする

まずは1つ作る。

いいな、で終わらせないようにする。

1つできるとサイズがわかり、使い勝手がわかり、作る時の大変さがわかり。使う材料の量がわかり。

まず1つ作る。

つい良いものを1つ目から作ろうと!なかなか作業が進められない時もあったけど

実は今もあるけれど まずは1つ作る。

実際に使う人に試してもらう

自分や子供、欲しいと言ってくれた方に使ってもらう。

作ってから実際に使ってみる

カバンに入っている時、
お出かけの時、ふと外出の時に作品に触れて
良いなと思うこと、直したらもっと良くなるんじゃないかと思うこと
よくないからすぐ直そう。というところを感じ取っています。

洗濯をする

手洗いをした感じ。

洗濯機で脱水をしてみたり。手で絞ったり、優しくタオルドライをしたり。

強くもみ洗いをするとどうなるか?毎日使う物は耐えられるか?

洗濯機、標準コース、手洗いコース。で干す。

ネットに入れる。入れない。

ネットに入れない時にマジックテープが他とくっついたからネットに入れようなど。

ドラム洗濯機で乾燥まで行う。どれくらい縮むか。

どうやったら綺麗に干せるか。洗濯バサミの後はどういう時につくか。

色落ちはするか?毛羽立ちはどれくらいになるか?

洗濯前と同じ状態に戻るか?

濡れた状態で重ねておくとどうなるか?

何回使うと少し色が褪せてくるか。

色移りはないか?

洗濯のめんどくささはあるか?

シワはどれくらいつくか?

夏の昼間の直射日光。冬の寒い外の気温。

室内での乾燥。夜洗って朝になるとどれくらい乾いているか。

乾かない部分はないか?

芯地は寄らないか。ほつれはないか。糸が緩まないか。

を確認しています。

改良したいところを直す

自分が使っていて気になったところ。

使い勝手が悪いところ。過剰に手を加えすぎたとこ

アイロンがけをする

アイロンがけができるか。

シワはどれくらい取れるか。

熱によって困ることはないか。

溶けたり、焦げたり、縮んだりしないか

アイロンをしなくてもいいかをみています。

数日置く

しばらく放置して作品をみた時にどう感じるか。

やっぱり素敵!と思うのか、愛着が湧かなかったのか。

どうしてそう思ったのか感じるようにしています。

その時にここを直そう。ここが素敵。これはもっとこうしたら良いかもと考えています。

型紙を作る2

一通り作品を使ってみたら

これだと思うサイズに決める。パーツを揃えて

型紙を作ります。

薄い紙もあれば厚紙ボール紙も。

透明なファイルを使って
メインに出したいとこがカットする時にわかるようにしてます。

蓋の部分があるものは
一番見えるところに自分が出したいとこが来るように使います。

型紙を作ったばかりってとても綺麗でやるぞ!とやる気が出ます。

蓋の部分に形がある物は
蓋の形の型紙を作って
縫う場所をマークできるようにします。

同じ長さで印を入れる、中央を合わせるなど作業に便利な型紙はすぐ用意します。

生地を集める

赤ちゃん向け。お母さん向け。大人向け。子供向け。

女の子。男の子。

ピンク、水色。緑、黄色。青。グレー。ベージュ。紫。

淡い色。濃い色。グレーっぽい色。鮮やかな色。たくさんの色。同じ色。はっきりした色。優しい色。落ち着いた色。春夏秋冬季節を感じる色。

ストライプ、水玉、無地。チェック。斜めの線。ランダムなドット。

電車、車、恐竜、飛行機、宇宙、動物ライオン、トラ。星

お花、うさぎ、蝶々、キラキラ、お家、猫ちゃん、ことり、植物。

和風の生地。市松模様や鞠、蝶々。矢の模様

薄い生地、厚い生地、ナイロン生地、

艶のある生地、ハリのある生地、柔らかい生地、しわのある生地、起毛の生地

可愛い、好きだなと思うお気に入りの生地を集めます。

生地を水通しする。アイロンをかける

生地を買ったら水通し。

洗濯した時の生地の様子がわかります。

ノリが付いている生地。

重ねて乾かして色が移ったり。

おやっと思うことがこの水通しの時にあればその生地は自分用に。

乾かして、どれくらいで乾くかみて。この生地はさっと乾く。すこし時間がかかる。

濡らしてまっすぐにして干してもシワが取れない。

シワがつかない。を見て。

乾いたら触ってアイロンをかけてまっすぐに。ほつれたところを見て。

水通し前は気づかないネップも確認して。

汚れているとこ、傷があるか見ます。

芯地を水通しする

糸、芯地 副資材を集める

縫い合わせる時に使う糸。

つるんとした糸。細い糸。太い糸。2本で撚っている糸。3本で撚ってるか。

引っ張ってどれくらいの強さで切れるか。

艶がある糸、毛羽立ちが少しある糸。糸の太さにムラがある糸。太くなったり弱くなったり。

真っ白な糸。ベージュの馴染みのいい色の糸。

ステッチに使ったら可愛いカラーの糸。淡く自然にニュアンスっぽく。

しっかり主張してアクセントに。

あえて反対の色を使って目立つように。

同じ色で整えて落ち着かせたり。毎日見ても飽きないように。

生地の厚さによって変えます。

うまく縫えなかったのが気持ちよく縫えるようになる。

縫い目が綺麗に出ないときは針先が丸まっていないか

曲がっていないか外してよく見る。

すぐ交換して新品で縫い始める。

制作に役立つ道具を揃える

ハサミ

スパッとストレスなく切れる糸切りバサミ。

一回で長く切れる裁ちばさみ

転がしてカットするロータリーカッター。大きい円と小さい円。

チャコペン

粉のチャコペン

シャープペンタイプのチャコペン。赤、青、白

消えるチャコペン。

定規

長さが40cmあるもの15cmくらいのもの

幅が4cmのもの

透明で方眼が書いてあるもの

1mのもの

直角を書く差し金

やらかいメジャー

ヘラ

返し口に折り目をつけたり

縫い代を割ったりする

布用の消しゴム

少し硬い消しゴム。

スティックタイプなので細かく消せる。

勉強用で使う消しゴムは柔らかくてねりねりしちゃうけどちょっと硬いのでよく消える。

目打ち

角を出したり、布を押し込んだり

まち針

頭に玉がついていてとても細いものを使っている。

生地がつらないのでいつもこれ

生地をカットするーメイン

生地をカットするー組み合わせる生地

生地をカットするー裏地

生地をカットするー 持ち手、ひもなどのパーツ

芯地をカットする

不織布、織物、厚さも薄地、中地、厚地。その中間。

ほんの少しの厚さでも持った時の作品の質感が変わります。

使う生地、作品に合わせて選びカットして準備します。

副資材パーツをカットする

リボン、タグ、マジックテープ

縫い目の長さ、幅

細かく縫ってしっかりと。

少し大きめな幅にしてアクセントに。

ザクザク大きく縫って仮止めしたり。

幅を狭くしたり大きくとったり。

カットした材料を組み合わせる

メイン生地と切替の生地を縫い合わせる

芯地を貼る

アイロンを使って芯地を貼るタイプのものを使っています。

張りが欲しいもの、型崩れがしないように、アイロンがけがしやすいように、生地を少しでも丈夫にしたい、長く毎日使えるように芯地を貼ります。

不織布タイプ

厚みも薄いものから中地、厚手。

貼り付ける生地の厚さによって変えています。

同じ芯地を使うと一番薄い布と一番厚い布と差が出てしまうので気をつけています。

商品の説明文に生地の薄さやハリ感を記載しています。

織物タイプ

織物タイプの芯地は滑らかな質感が欲しいものに貼っています。

ランチマット、靴入れに使っています。

コワコワしないように。折シワの癖がつかないように。袋物は入れるものによって形を変えてフィットするようにしたい時、織物タイプの芯地を使います。

種類によって薄い芯から少しづつ厚みがあるものが用意されているので

柔らかい感じにしたいけど芯を貼って長く使いたい時は薄地。生地が十分しっかりしているから

厚すぎないようにする時に使います。

使う生地が他より少し薄い時は少し厚めの芯地を選んで貼っています。

縫うラインを生地に書く、マークする

蓋の形があるもの。切替の幅を決めているもの

中央が合うようにしたいもの

出来上がりのラインを生地にマークして同じものが作れるようにしています。

マチが2cm、たてが8cm、中央から8.3cmなど

縫い目のところから定規を当てて印をつけて

同じサイズになるようにしています。

左右の長さを同じにしたり斜めになる原因にならないように

蓋の長さ、高さの幅、マジックテープから何センチ、持ち手の幅、など1つ1つ定規を当てて

ズレがないか、長さが大きく異ならないか確認をして

作業を進めています。

カトラリーケースで10回以上定規を当てます。

大きくずれていたり、長さがおかしいと感じるものは省いています。

裏地を縫い合わせる

左右均等になるように縫い合わせる時に中央になるところにマークを入れて

裏地を縫い合わせています。

ひもや持ち手を作る

作りたい幅になるようにアイロンをかけます。

アイロンをかけやすいように

1cm、1.5cm、2cm、2.5cmなど作る幅の型紙を用意して

アイロンがけをしています。

布に印をつける、布にヘラで折り目をつけてアイロンをかける時もあります。

芯地をつけてしっかりさせたい場合はここで一緒にアイロンで接着します。

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